以下、3つのカテゴリに分けて見ていきます。
- CSSプロパティを取得する
- 複数のCSSプロパティを取得する
- CSSプロパティを設定する
本日は「1.CSSプロパティを取得する」を学びます。
1.CSSプロパティを取得する
1-1.cssメソッド【返却値(文字列) = 要素.css(プロパティ)】で1つの要素のプロパティ値を取得する
プロパティの値を取得するためにはcssメソッドを利用します。要素に対してcssメソッドを使用し、その引数に取得したいプロパティを指定します。
返却値は「文字列」のため、取得したプロパティ値を二次利用するには値の加工が必要。
例)
幅の値は「要素.css("width")」で取得できますが、
「"999px"(文字列)」の形式で返却されるため、
『"px"を取り除いた後、parseIntをかける』等の細工が必要になります。
これをするくらいなら、初めから要素の幅を取得する「widthメソッド」を使った方が楽。
サンプルソース
// HTML <input type="button" value="ボタンを押すと、指定した要素とそのプロパティが表示されます"><br> <div class="box-test-area"> <div class="circle"></div> </div> // CSS /* 内側の円 */ .circle {width:70px; height:70px; text-align: center; background-color:#FFCC99; opacity: 0.8; border-radius: 50%; -webkit-border-radius: 50%; -moz-border-radius: 50%;} // jQuery $(function() { $("input[type=button]").click(function(){ // 【構文】返却値(文字列) = 要素.css(プロパティ) // サンプル:「内側の円」の幅を取得する alert("[" + $(".circle").css("width") + "]"); }); });
実装例
指定した要素に設定されているプロパティを取得します。
要素: プロパティ:
要素: プロパティ:
【テキスト1】 【テキスト2】
いかがでしたか?
まずは1つの要素に対するCSSプロパティが取得できました。
次回は「2.複数のCSSプロパティを取得する」を学びます。
それでは、また。