2016年4月15日金曜日

(jQueryの学習)CSS:スクロール位置を操作する/scrollLeftメソッド/横スクロール位置を設定する
CSSのスクロール位置を操作する方法の4回目です。

本日は「4.要素の横スクロール位置(X座標)を設定する」を学びます。

4.要素の横スクロール位置(X座標)を設定する

4-1.scrollLeftメソッド【返却値(jQueryオブジェクト) = 要素.scrollLeft(数値)】で要素の横スクロール位置(X座標)を設定する

次に要素の横スクロール位置(X座標)を変更します。

以下のサンプルのラジオボタンを操作することで、横スクロールすることがわかります。

なお、ブラウザの横スクロールも可能だが、このサイトの体裁の都合で省略します。

サンプルソース

// HTML
横スクロール位置(X座標): 
0px<INPUT type="radio" name="y-scroll5-4-1" value="0" checked="checked">
50px<INPUT type="radio" name="y-scroll5-4-1" value="50">
100px<INPUT type="radio" name="y-scroll5-4-1" value="100">
150px<INPUT type="radio" name="y-scroll5-4-1" value="150">
200px<INPUT type="radio" name="y-scroll5-4-1" value="200"><br>
<div class="box-inline">
  <b>テストエリア3</b>
  <div class="box-css-test-area-3">・・・略・・・</div>
  <div>scrollTop: <span id="st">0</span></div>
</div>

// CSS
/* テストエリア3 */
.box-css-test-area-3 {overflow:scroll; background: #F5EEFF; border:5px solid #44f; margin: 5px; padding: 5px; max-height:100px; max-width:200px; float:right;}

// jQuery
$(function() {
  // ラジオボタンの変更イベントに応じて縦スクロール位置を変更する
  $("input[type=radio]").change(function(){
    // 【構文】返却値(jQueryオブジェクト) = 要素.scrollLeft(数値)
    $(".box-css-test-area-3").scrollLeft($("input:radio:checked").val());
  });
  // 変更位置を捉える処理
  $(".box-css-test-area-3").scroll(function(){
    $("span #st").text($(this).scrollLeft());
  });
});

実装例

指定した位置に縦スクロールします。

横スクロール位置(X座標): 0px 50px 100px 150px 200px
テストエリア3
【List】
1.ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz
2.xxxxx
3.xxxxx
4.xxxxx
5.xxxxx
6.xxxxx
7.xxxxx
8.xxxxx
scrollLeft: 0

縦スクロールと同様にブラウザに対する横スクロール位置も設定できますが、
ページの都合により割愛します。

いかがでしたか?
scrollTopメソッドやscrollLeftメソッドによる
スクロール位置の取得・設定方法が分かったと思います。

それでは、また。

2016年4月11日月曜日

(jQueryの学習)CSS:スクロール位置を操作する/scrollLeftメソッド/横スクロール位置を取得する
CSSのスクロール位置を操作する方法の3回目です。

本日は「3.要素の横スクロール位置(X座標)を取得する」を学びます。

3.要素の横スクロール位置(X座標)を取得する

3-1.scrollLeftメソッド【返却値(数値) = 要素.scrollLeft( )】で1つの要素の横スクロール位置(X座標)を取得する
要素の横スクロール位置(X座標)を取得するためにはscrollLeftメソッドを利用します。

スクロールバーを左右に動かしたときの対象要素に対する横位置(X座標)が取得できます。

なお、ブラウザの横スクロールも可能だが、このサイトの体裁の都合で省略します。
サンプルソース
// HTML
<div class="box-inline">
  <b>テストエリア3</b>
  <div class="box-css-test-area-3">・・・略・・・</div>
  <div>scrollLeft: <span id="st">0</span></div>
</div>

// CSS
/* テストエリア3 */
.box-css-test-area-3 {overflow:scroll; background: #F5EEFF; border:5px solid #44f; margin: 5px; padding: 5px; max-height:100px; max-width:200px; float:right;}

// jQuery
$(function() {
  // サンプル:「テストエリア3」の横スクロール位置(X座標)を取得する
  $(".box-css-test-area-3").scroll(function(){  // スクロールイベントを捕捉
    // 【構文】返却値(数値) = 要素.scrollLeft()
    var st = $(this).scrollLeft();
    // スクロール位置をセット
    $("span #st").text(st);
  });
});
実装例
要素の横スクロール位置(X座標)を取得します。

テストエリア3
【List】
1.ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz
2.xxxxx
3.xxxxx
4.xxxxx
5.xxxxx
6.xxxxx
7.xxxxx
8.xxxxx
scrollLeft: 0

縦スクロールと同様にブラウザに対する横スクロール位置も取得できますが、
ページの都合により割愛します。

いかがでしたか?
次回は「4.要素の横スクロール位置(X座標)を設定する」を学びます。

それでは、また。

2016年4月8日金曜日

(jQueryの学習)CSS:スクロール位置を操作する/scrollTopメソッド/縦スクロール位置を設定する(その2)
引き続き、縦スクロール位置を変更する方法を学びます。

次はブラウザに対する縦スクロール位置を変更します。

2-2.scrollTopメソッド【返却値(jQueryオブジェクト) = 要素.scrollTop(数値)】でブラウザの縦スクロール位置(Y座標)を設定する
1-1.では要素に対する縦スクロール位置(Y座標)を設定しましたが、
1-2.ではブラウザ(window)の縦スクロール位置(Y座標)を設定します。
サンプルソース
// HTML
縦スクロール位置(Y座標): 
ページ最上部へ<INPUT type="radio" name="y-scroll5-2-2" value="0">
1/3ページへ<INPUT type="radio" name="y-scroll5-2-2" value="0.3333333">
1/2ページへ<INPUT type="radio" name="y-scroll5-2-2" value="0.5">
2/3ページへ<INPUT type="radio" name="y-scroll5-2-2" value="0.6666666">
ページ最下部へ<INPUT type="radio" name="y-scroll5-2-2" value="1">

// jQuery
$(function() {
  // ラジオボタンの変更イベントに応じて縦スクロール位置を変更する
  $("input[type=radio]").change(function(){
    var st = $("body").height() * $("input:radio:checked").val();
    // 【構文】返却値(jQueryオブジェクト) = 要素.scrollTop(数値)
    $(window).scrollTop(st);
  });
});
実装例
ブラウザを指定した位置に縦スクロールします。

縦スクロール位置(Y座標): ページ最上部へ 1/3ページへ 1/2ページへ 2/3ページへ ページ最下部へ

いかがでしたか?
次回は「3.要素の横スクロール位置(X座標)を取得する」を学びます。

それでは、また。

2016年4月4日月曜日

(jQueryの学習)CSS:スクロール位置を操作する/scrollTopメソッド/縦スクロール位置を設定する(その1)
CSSのスクロール位置を操作する方法の2回目です。

本日は「2.要素の縦スクロール位置(Y座標)を設定する」を学びます。

まずは要素に対する縦スクロール位置を変更します。

2.要素の縦スクロール位置(Y座標)を設定する

2-1.scrollTopメソッド【返却値(jQueryオブジェクト) = 要素.scrollTop(数値)】で要素の縦スクロール位置(Y座標)を設定する
次に要素の縦スクロール位置(Y座標)を変更します。

以下のサンプルのラジオボタンを操作することで、縦スクロールすることがわかります。
サンプルソース
// HTML
縦スクロール位置(Y座標): 
0px<INPUT type="radio" name="y-scroll5-2-1" value="0" checked="checked">
20px<INPUT type="radio" name="y-scroll5-2-1" value="20">
40px<INPUT type="radio" name="y-scroll5-2-1" value="40">
60px<INPUT type="radio" name="y-scroll5-2-1" value="60"><br>
<div class="box-inline">
  <b>テストエリア3</b>
  <div class="box-css-test-area-3">・・・略・・・</div>
  <div>scrollTop: <span id="st">0</span></div>
</div>

// CSS
/* テストエリア3 */
.box-css-test-area-3 {overflow:scroll; background: #F5EEFF; border:5px solid #44f; margin: 5px; padding: 5px; max-height:100px; max-width:200px; float:right;}

// jQuery
$(function() {
  // ラジオボタンの変更イベントに応じて縦スクロール位置を変更する
  $("input[type=radio]").change(function(){
    // 【構文】返却値(jQueryオブジェクト) = 要素.scrollTop(数値)
    $(".box-css-test-area-3").scrollTop($("input:radio:checked").val());
  });
  // 変更位置を捉える処理
  $(".box-css-test-area-3").scroll(function(){
    $("span #st").text($(this).scrollTop());
  });
});
実装例
指定した位置に縦スクロールします。

縦スクロール位置(Y座標): 0px 20px 40px 60px
テストエリア3
【List】
1.ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz
2.xxxxx
3.xxxxx
4.xxxxx
5.xxxxx
6.xxxxx
7.xxxxx
8.xxxxx
scrollTop: 0

次回はブラウザに対する縦スクロール位置を変更する方法を学びます。

それでは、また。

2016年4月1日金曜日

(jQueryの学習)CSS:スクロール位置を操作する/scrollTopメソッド/縦スクロール位置を取得する(その2)
引き続き、縦スクロール位置を取得する方法を学びます。

次はブラウザに対する縦スクロール位置を取得します。

1-2.scrollTopメソッド【返却値(数値) = 要素.scrollTop( )】でブラウザの縦スクロール位置(Y座標)を取得する
1-1.では要素に対する縦スクロール位置(Y座標)を取得しましたが、
1-2.ではブラウザ(window)の縦スクロール位置(Y座標)を取得します。
サンプルソース
// HTML
<div class="box-inline">
  <b>テストエリア3</b>
  <div class="box-css-test-area-3">・・・略・・・</div>
  <div>scrollTop: <span id="st">0</span></div>
</div>

// CSS
/* テストエリア3 */
.box-css-test-area-3 {overflow:scroll; background: #F5EEFF; border:5px solid #44f; margin: 5px; padding: 5px; max-height:100px; max-width:200px; float:right;}

// jQuery
$(function() {
  // サンプル:「ブラウザ」の縦スクロール位置(Y座標)を取得する
  $(window).scroll(function(){  // スクロールイベントを捕捉
    // 【構文】返却値(数値) = 要素.scrollTop()
    var st = $(window).scrollTop();
    // スクロール位置をセット
    $("span #st").text(st);
  });
});
実装例
要素の縦スクロール位置(Y座標)を取得します。

テストエリア3
【List】
1.ABCDEFGHIJKLMNOPQRSTUVWXYZabcdefghijklmnopqrstuvwxyz
2.xxxxx
3.xxxxx
4.xxxxx
5.xxxxx
6.xxxxx
7.xxxxx
8.xxxxx
scrollTop: 0

いかがでしたか?
次回は「2.要素の縦スクロール位置(Y座標)を設定する」を学びます。

それでは、また。