2015年5月13日水曜日

(jQueryの学習)エフェクト:特定エリアの開閉(toggle系メソッド)

今回は「特定エリアの開閉」を学びます。

「特定エリアの開閉」とはどういうことかというと、
読んで字の如く、『ある領域を開いたり、閉じたりすること』です。

Microsoft Excelのような表計算ソフトの「グループ化」を連想すれば、大体イメージ通りかと思います。
ただ、表計算ソフトの「グループ化」は、
『行全体』だったり、『列全体』だったりするので、厳密に見ると全く違うものだけど。。。

◆主な用途

こんなときやこんなものに使えます。

●利用したいシーン
 1.普段は隠しておいて、必要なときだけ表示したいシーン
 2.逆に不要なときに、閉じて非表示にしたいシーン

●利用したいコンテンツ
 1.メニューやリスト
 2.長文の説明書き

上記に限らず、使い手次第で様々な用途に使えます。

◆主な方法

開閉する方法はいくつか存在するので、わかる範囲で列挙します。

●開閉方法の種類
 1.toggleメソッド
 2.slideToggleメソッド
 3.fadeToggleメソッド
 4.showメソッド と hideメソッド の組合せ
 5.slideDownメソッド と slideUpメソッド の組合せ
 6.fadeInメソッド と fadeOutメソッド の組合せ

ざっと上げると、この6つのいずれかの方法で実現できる。

◆開閉方法の違い

それぞれ描画効果が異なります。
また、各メソッドに渡す引数を切り替えることで、
描画スピードもコントロールすることができます。
※今回は「"slow" or "normal" or "fast"」の文字列を渡していますが、
 ミリ秒単位で指定することも可能です。(例:1500・・・1.5秒)

言葉だけではイメージし辛いと思うのでサンプルを・・・

1.toggleメソッドのサンプル

slow normal fast
描画効果:「対角線方向(閉:右下から左上 開:左上から右下)」で表示・非表示を制御する
<<<開いたり、閉じたりする領域(開始)>>>
    $("#toggle-Target").toggle("slow");
  
<<<開いたり、閉じたりする領域(終了)>>>

2.slideToggleメソッドのサンプル

slow normal fast
描画効果:「垂直方向(閉:下から上 開:上から下)」で表示・非表示を制御する
<<<開いたり、閉じたりする領域(開始)>>>
    $("#slideToggle-Target").slideToggle("slow");
  
<<<開いたり、閉じたりする領域(終了)>>>

3.fadeToggleメソッドのサンプル

slow normal fast
描画効果:「指定エリア全面」で表示・非表示を制御する(徐々に消えたり、出たりする)
<<<開いたり、閉じたりする領域(開始)>>>
    $("#fadeToggle-Target").fadeToggle("slow");
  
<<<開いたり、閉じたりする領域(終了)>>>



こんなところですね。
次回は「4.showメソッド と hideメソッド の組合せ」から。

それでは、この辺で。

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