2017年5月12日金曜日

Raspberry Pi 3に接続した5Vファンが全力過ぎたので調節してみる

ファンがものすごい勢いで回り続けていて、もはや騒音レベル・・・。
公式ドキュメントでGPIOの配置を見ると、5Vだけではなく3.3Vの供給源もあるので、
3.3Vに変更することでファンの回転数を減らしてみる。


■本日の目標

・Raspberry Pi 3に接続した5Vファンの回転数を減らす


■主な作業環境

・Raspberry Pi 3 Model B (搭載OS:CentOS7)
・ファン付き保護ケース +ヒートシンクセット
 ⇒ファンの仕様:5V/0.2A
 


■5Vファンの接続端子を外す

・精密ドライバー(-)を使って、接続端子を外す
 ↓のように軽く押し込むとすぐに外れる 



■GPIOの配列確認

公式ドキュメントでGPIOの配置を確認する。
 現状は配列番号で表すと「赤線:12番=5V、黒線:13番=Ground」で繋いでいた。
 この状態から赤線を「1番=3.3V」に繋ぐことで、3Vに降圧してみる。


■接続端子を繋ぎ直す

・13番=Groundに黒線を繋いで、1番=3.3Vに赤線を繋ぐ。
※この写真では一時的な検証のため接続端子を裸で繋いだけど、
  他のピンに触れると基盤によろしくないので、恒久的には絶縁すべき。
  

■Raspberry Piの電源を入れる

・明らかに回転数が減った・・・。
 これまで「ブオオオオオオオオーーーーーーーー!!!」と、
 と喚き散らしていたファンがだいぶ大人しくなった。
 4割減くらいか?

 ちなみにCPU温度を見ると・・・
$ cat /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp
39704
こんな感じで、大体39℃台で推移してた。
 ※ファンを外して放置しておくと48℃くらいだった。



これが時間帯とかCPU温度によって回転数が調節できればいいんだけどな。

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