公式ドキュメントでGPIOの配置を見ると、5Vだけではなく3.3Vの供給源もあるので、
3.3Vに変更することでファンの回転数を減らしてみる。
■本日の目標
・Raspberry Pi 3に接続した5Vファンの回転数を減らす■主な作業環境
・Raspberry Pi 3 Model B (搭載OS:CentOS7)・ファン付き保護ケース +ヒートシンクセット
⇒ファンの仕様:5V/0.2A
■5Vファンの接続端子を外す
・精密ドライバー(-)を使って、接続端子を外す↓のように軽く押し込むとすぐに外れる
■GPIOの配列確認
・公式ドキュメントでGPIOの配置を確認する。現状は配列番号で表すと「赤線:12番=5V、黒線:13番=Ground」で繋いでいた。
この状態から赤線を「1番=3.3V」に繋ぐことで、3Vに降圧してみる。
■接続端子を繋ぎ直す
・13番=Groundに黒線を繋いで、1番=3.3Vに赤線を繋ぐ。※この写真では一時的な検証のため接続端子を裸で繋いだけど、
他のピンに触れると基盤によろしくないので、恒久的には絶縁すべき。
■Raspberry Piの電源を入れる
・明らかに回転数が減った・・・。これまで「ブオオオオオオオオーーーーーーーー!!!」と、
と喚き散らしていたファンがだいぶ大人しくなった。
4割減くらいか?
ちなみにCPU温度を見ると・・・
$ cat /sys/class/thermal/thermal_zone0/temp 39704こんな感じで、大体39℃台で推移してた。
※ファンを外して放置しておくと48℃くらいだった。
これが時間帯とかCPU温度によって回転数が調節できればいいんだけどな。