2017年5月9日火曜日

Raspberry Pi 3でCentOS7を動かす

Raspberry PiならOSは「Raspbian」なんだろうけど、
RedHat系Linux環境が勉強用に欲しかったのでCentOS7にした。
勉強用ならVirtualBoxで十分だけど、普段使いのノートPCがだいぶ型落ちなのでね。
常時起動で気が向いたときにすぐにアクセスできるようにしておきたいし。


■本日の目標

microSDカードにOSイメージを書き込んで、Raspberry Pi 3でCentOS7を立ち上げる


■事前準備

・microSDカード:16GB
 家にあった余り物・・・以前スマホに刺してたヤツ・・・だと思う
 
・LANケーブル
・HDMIケーブル
・USBキーボード


■主な作業環境

・作業PC(OS):Windows10 Pro 64bit
・microSDカード:SanDisk microSDHC Class10 16GB


■OSイメージのダウンロード

↓のページの2行目・・・「RaspberryPi3 (img)」のリンクからダウンロード
 https://wiki.centos.org/Download#head-699c9997f447ac08ae07615de78686e973eb2d89
 ⇒Arch:armhfp (Arm32)、Images:RaspberryPi3 (img) 

 ・・・312MBあるみたいなので、しばし待つ・・・

 IEEE802.11acが使えなければ有線LANでダウンロードすることをおすすめする。
 ダウンロードサイトの回線状況もあるのだろうけど、かなり待った・・・。(2時間近く)


■OSイメージの書き込みソフトの準備

ダウンロードが終わるまでイメージファイルの書き込みソフトを準備する。
 シリコンリナックス社の「DD for Windows」を使わせていただく。
 http://www.si-linux.co.jp/techinfo/index.php?DD%20for%20Windows
 ⇒「ダウンロード」の項目から・・・
  (2017/4/29時点、最新バージョンは「Ver.0.9.9.8」だった)
 

■OSイメージをSDカードに書き込む

ダウンロード完了!
 「CentOS-Userland-7-armv7hl-Minimal-1611-RaspberryPi3.img.xz」というファイルで見慣れない拡張子だった。
 調べてみると、どうやらデータ圧縮の一種らしい・・・7-Zipで解凍できるらしい・・・。
 ・・・ということで前に何かの用でインストールしてた7-Zipで解凍する。

 「CentOS-Userland-7-armv7hl-Minimal-1611-RaspberryPi3.img」というファイルが出てきたので、これをSDカードに書き込む。
 
 まずはSDカードリーダーにmicroSDカードを差し込む 

 続いて「DD for Windows」を起動
 ※環境によっては「管理者権限」で起動

 「ディスク選択」をして・・・ ※ドライブ選択に注意!
「ディスク選択」ボタンを押すと表示されるダイアログ

 「ファイル選択」でOSイメージを指定する
「ファイル選択」ボタンを押すと表示されるダイアログ

 最後に「<< 書込 <<」ボタンを押す
 (いくつかアラートが出るので作業ミスが無いかよく確認すること)

 ・・・書き込み中・・・ 

 書き込み完了!(15分くらい掛かった) 


■起動準備(SDカード設置、他)

1.Raspberry PiにmicroSDカードとACアダプタを差し込む
  ※この段階ではまだACアダプタを電源に差し込まない
  SDカードの差し込み口は裏側  

 2.Raspberry Piとモニタ替わりのTVをHDMIケーブルで繋ぐ
 3.Raspberry Piを無線LAN-APにLANケーブルで繋ぐ
 4.Raspberry PiとUSBキーボードを繋ぐ  


■インストール&起動

ACアダプタをコンセントに差し込んで電源ON!!これだけ!! 
あっという間にCentOS7のログイン画面に切り替わった

 うーむ・・・それにしてもファンが全速力過ぎて引くわ・・・。

とりあえず作業完了!



次回からCentOS7のセットアップをしていく。

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