2015年6月4日木曜日

(jQueryの学習)要素の指定(セレクタ)あれこれ <階層セレクタ>

本日は階層を意識したセレクタの利用法を学びます。

前回は参照したい要素をダイレクトに指定しましたが、
今回の「階層」では、
対象となる要素から見て、
同じ階層、または、従属する階層の要素を取り出すために利用します。

●要素の指定方法(階層)

【サンプルソース】


6.[子孫セレクタ]先祖要素(左側)を持つ、子孫要素(右側)を指定する

  $(".box li")  // 半角スペースで区切る
指定した親要素の配下に属する子孫要素が対象となります。
<<<サンプルはこちら>>>

7.[子セレクタ]親要素(左側)を持つ、子要素(右側)を指定する(直下のみ)

  $(".box > ul")  // " > "で区切る
指定した親要素の配下に属する子要素が対象となります。(子要素のみ指定できます)
<<<サンプルはこちら>>>

8.[隣接セレクタ]前後関係になっている後方の要素を指定する

  $("#list-item1 + #list-item2")  // " + "で区切る
指定した要素に続く要素が対象となります。(直後の要素のみ指定できます)
例えば、『$("#list-item1 + #list-item3")』としても要素は取得できません。
<<<サンプルはこちら>>>

9.[兄弟セレクタ]前後関係になっている後方の全ての要素を指定する

  $("#list-item1 ~ #list-item3")  // " ~ "で区切る
指定した要素と同じ階層にある、後方の要素が対象となります。
[隣接セレクタ]との違いは、同じ階層にあれば隣り合っていなくても良い所です。
<<<サンプルはこちら>>>

いかがでしょうか?
階層によるセレクタの使い方を学びました。
次回はセレクタによって取得した結果をさらに絞り込む、
フィルタというものを学びます。

それでは、また。
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